2016.11.18 | お知らせ
研究課題名
上顎洞根本術(Caldwell-Luc術)後における眼窩下神経管拡大の調査
①対象
2014年1月1日から2016年5月31日までに近畿大学医学部附属病院で、副鼻腔部CT検査が行われた方の、CT画像が対象となります。
②研究機関名
近畿大学医学部附属病院
③研究の意義・目的
眼窩下神経管は、三叉神経第一枝(眼窩下神経)のメルクマールとして、画像で描出できる骨性構造であります。 この眼窩下神経管の拡大は病的なものであると報告されていましたが、 我々は上顎洞根本術(Caldwell-Luc術)の手術による変化としても、おこりうる事を発見いたしました。 この術後変化としての眼窩下神経管の拡大をビッグデーターで確認し、病的なものと誤認しない必要がある旨を英文論文、国際学会で発表し啓蒙する事を目的としています。
④研究の方法
2014年1月1日から2016年5月31日までに近畿大学病院で撮影された副鼻腔CT画像を、病院内の画像診断用コンピュータを用いて解析します(後ろ向き研究)。新たに患者さまに負担をおかけすることはありません。
⑤個人情報の扱い
当院のカルテ、画像などの調査によって得られた個人情 報は、本研究のみに用います。放射線診断科に個人識別情報管理者を置き、選択患者さまに対して独自の ID をつけ、年齢、性別以外の個人情報はすべて匿名化されます。学会にデータを発表する場合にも、個人データは発表されません。 個人情報の開示など個人情報に関する問い合わせは 072-366-0221(代表番号)へお願いします。
⑥問い合わせ先と、参加拒否の権利
この研究についてあなたの権利や その他について、さらに詳しくお聞きになりたい場合には下記の実務担当者にお問い合わせ下さい。また、あなたのCT画像を研究に用いて欲しくないと思われた場合には、以下の実務担当者に遠慮なくご連絡ください。それがあなたの治療方針に影響を与えることはありません。
研究責任者 近畿大学医学部附属病院 放射線診断科 教授 村上卓道
実務担当者 近畿大学医学部附属病院 放射線診断科 講師 柏木伸夫
電話番号 072-366-0221(内線3133)
お知らせ
Information
2023.08.22
近畿大学病院 放射線科で臨床研究「アルツハイマー病の病態を反映する血液バイオマーカーの開発と、その実用化に向けた多施設共同研究による検証」にご参加された患者様・ご家族の皆様へ2023.03.20
血管肉腫の画像所見とその予後関連因子の調査に関する研究2022.03.23
近畿大学病院放射線診断科で脳ドパミントランスポーターシンチグラフィ(Datシンチグラフィ)検査を受けられた患者様・ご家族の皆様へ2022.01.9
アルツハイマー病の病態を反映する血液バイオマーカーの開発と、その実用化に向けた多施設共同研究による検証2021.11.11
近畿大学病院放射線診断科で認知症に対する画像検査を受けられた患者様・ご家族の皆様へカテゴリ一覧
Category List