2024.03.7 | お知らせ
近畿大学病院放射線診断科では、視神経脊髄炎スペクトラム障害の検査のために当院でMRI検査を受けられた患者様を対象に研究を実施しております。尚、本研究についてご質問などがございましたら、最後に記載しております【問い合わせ窓口】までご連絡ください。この研究は、近畿大学医学部倫理委員会(https://www.med.kindai.ac.jp/rinri/index.html)で審査・承認を受け、医学部長による実施の許可を受けて行われます。
1.研究概要および利用目的
視神経脊髄炎スペクトラム障害は中枢神経に影響を及ぼす炎症性脱髄性疾患です。一方CADASIL (Cerebral Autosomal Dominant Arteriopathy with Subcortical Infarcts and Leukoencephalopathy)は NOTCH3遺伝子の変異によって引き起こされる常染色体顕性遺伝を示す小血管疾患です。視神経脊髄炎スペクトラム障害とCADASILは病態が全く異なるものの、これまでにCADASILに類似したMRI画像所見を示した視神経脊髄炎スペクトラム障害の症例が報告されています。
今回2013年7月31日~2023年7月31日の間に当院にて視神経脊髄炎スペクトラム障害の検査目的で頭部MRIを撮像された方を対象として、画像およびカルテの情報を収集してCADASILに類似したMRI画像所見を呈する視神経脊髄炎スペクトラム障害の頻度を調査する研究を実施することといたしました。
2.研究に用いる情報の種類
本研究で用いる情報は、匿名化されたMRI検査の画像とカルテから以下の情報を抽出し使用させていただきます。(年齢、性別、病歴、家族歴、血液学的検査データ)
3.利用又は提供を開始する予定日
近畿大学医学部長による実施の許可日:2024年2月28日から利用を開始します。
研究期間は近畿大学医学部長による実施の許可日から2024年10月31日までです。
4.利用する者の範囲
本研究に参加する当院の医師等
研究責任者
近畿大学医学部放射線医学教室放射線診断学部門 医学部講師 小路田 泰之
研究分担者
近畿大学医学部放射線医学教室放射線診断学部門 主任教授 石井 一成
近畿大学医学部放射線医学教室放射線診断学部門 准教授 河野 淳
5.個人情報の管理方法
本研究では診療情報およびMRIの画像のみを研究に利用します。利用する情報は個人が特定されないように匿名化を行い、個人情報に関しては厳重に管理します。なお、それらの情報を外部の機関へ提供することはありません。
6.情報等の保存・管理する責任を有するもの
この研究の情報を保存・管理する責任を有するものは以下のとおりです。
近畿大学医学部
7.研究成果の公表について
研究成果が学術目的のために論文や学会で公表されることがありますが、その場合には匿名化された情報のみを扱います。この研究に使用した情報は、研究終了報告後3年間、近畿大学医学部放射線医学教室放射線診断学部門内で保存させていただきます。なお、保存した情報を用いて新たな研究を行う際は、倫理委員会における審査及び承認後、医学部長による実施の許可を得た上で利用します。
8.研究へのデータ使用を希望されない場合
ご自身のデータが研究に使用されることを希望されない方は下記の【問い合わせ窓口】までご連絡ください。取り止めの希望を受けた場合、それ以降のデータを本研究に用いることはありません。しかしながら、取りやめを希望された時すでに研究成果が論文などで公表されていた場合には、結果を廃棄できない場合もあります。取りやめを希望された場合に不利益を被ることはありません。
9.問い合わせ窓口
本研究に関するご質問等がありましたら下記の連絡先までお問い合わせ下さい。
研究責任者 近畿大学病院放射線診断科 小路田 泰之
住所 大阪狭山市大野東377-2
電話番号 072-366-0221(PHS 6810)
(月曜~金曜9時~17時/土曜 9時~12時/但し11月5日は創立記念日で休み)
2024.01.25 | お知らせ
近畿大学病院放射線診断科では、多発性硬化症と視神経脊髄炎スペクトラム障害の検査のために当院でMRI検査を受けられた患者様を対象に研究を実施しております。尚、本研究についてご質問などがございましたら、最後に記載しております【問い合わせ窓口】までご連絡ください。
1.研究概要および利用目的
多発性硬化症と視神経脊髄炎スペクトラム障害は中枢神経に影響を及ぼす炎症性脱髄性疾患です。両者の治療方法は異なるため早期の的確な診断が重要となりますが、時に診断が困難なことがあります。
今回2018年7月31日~2023年7月31日の間に当院にて多発性硬化症もしくは視神経脊髄炎スペクトラム障害の検査目的で頭部MRIを撮像された方を対象として、画像およびカルテの情報を収集して両者の鑑別に有用となる画像所見を評価する研究を実施することといたしました。
2.研究に用いる情報の種類
本研究で用いる情報は、匿名化されたMRI検査の画像とカルテから以下の情報を抽出し使用させていただきます。(年齢、性別、病歴、血液学的検査・脳脊髄液検査の検査データ)
3.利用又は提供を開始する予定日
近畿大学医学部長による実施の許可日:2024年1月17日から利用を開始します。
研究期間は近畿大学医学部長による実施の許可日から2024年10月31日までです。
4.利用する者の範囲
本研究に参加する当院の医師等
研究責任者
近畿大学医学部放射線医学教室放射線診断学部門 医学部講師 小路田 泰之
研究分担者
近畿大学医学部放射線医学教室放射線診断学部門 主任教授 石井 一成
近畿大学医学部放射線医学教室放射線診断学部門 准教授 甲斐田 勇人
近畿大学医学部放射線医学教室放射線診断学部門 准教授 河野 淳
近畿大学医学部放射線医学教室放射線診断学部門 講師 小塚 健倫
近畿大学高度先端総合医療センターPET分子イメージング部 助手 山田 誉大
近畿大学医学部脳神経内科学教室 講師 桑原 基
5.個人情報の管理方法
本研究では診療情報およびMRIの画像のみを研究に利用します。利用する情報は個人が特定されないように匿名化を行い、個人情報に関しては厳重に管理します。なお、それらの情報を外部の機関へ提供することはありません。
6.情報等の保存・管理する責任を有するもの
この研究の情報を保存・管理する責任を有するものは以下のとおりです。
近畿大学医学部
7.研究成果の公表について
研究成果が学術目的のために論文や学会で公表されることがありますが、その場合には匿名化された情報のみを扱います。この研究に使用した情報は、研究終了報告後3年間、近畿大学医学部放射線医学教室放射線診断学部門内で保存させていただきます。なお、保存した情報を用いて新たな研究を行う際は、倫理委員会における審査及び承認後、医学部長による実施の許可を得た上で利用します。
8.研究へのデータ使用を希望されない場合
ご自身のデータが研究に使用されることを希望されない方は下記の【問い合わせ窓口】までご連絡ください。取り止めの希望を受けた場合、それ以降のデータを本研究に用いることはありません。しかしながら、取りやめを希望された時すでに研究成果が論文などで公表されていた場合には、結果を廃棄できない場合もあります。取りやめを希望された場合に不利益を被ることはありません。
9.問い合わせ窓口
本研究に関するご質問等がありましたら下記の連絡先までお問い合わせ下さい。
研究責任者 近畿大学病院放射線診断科 小路田 泰之
住所 大阪狭山市大野東377-2
電話番号 072-366-0221(内線3133 PHS 6810)
(月曜~金曜9時~17時/土曜 9時~12時/但し11月5日は創立記念日で休み)
2023.08.22 | お知らせ
近畿大学病院 放射線診断科(以下、当科)と共同研究機関では、「認知症に関与する腸内細菌関連代謝物の探索」という臨床研究を行っています。そのため、当科で「アルツハイマー病の病態を反映する血液バイオマーカーの開発と、その実用化に向けた多施設共同研究による検証」に参加された患者様の残余試料と情報を使用させていただきますので、以下の内容を確認してください。なお、この研究は、慶應義塾大学医学部倫理委員会での一括審査・承認と、各共同機関の長の実施許可を受けて行われます 本研究に関するお問い合わせなどがございましたら、下記の「本研究に関するお問い合わせ先」までご連絡いただけますようお願いいたします。
①試料・情報の利用目的及び利用方法(他の機関へ提供される場合はその方法を含む。)
この研究では、認知症と腸内細菌の関連について調べることを主な目的としています。そのため、当科で上記先行研究に参加された方を対象として、残余試料と情報を研究に利用します。利用する情報は、匿名化された上で研究に用い、試料・情報がどなたのものであるかが分かる対応表は近畿大学でのみが保有し、他の共同研究機関に提示されることはありません。個人情報に関しては厳重に管理します。
②提供する試料・情報の項目
・先行研究で集めた残余血漿と下記情報
・基本情報(年齢、性別、診断名、臨床病期)
・各種検査結果(血液検査・病理学的検査・画像検査)
③研究期間
研究実施許可日 ~ 2032年3月31日
④利用する者の範囲
研究代表機関/代表者 慶應義塾大学医学部 本田賢也
共同研究機関/研究責任者については別紙参照
⑤試料・情報の管理について責任を有するものの氏名又は名称
慶應義塾大学医学部微生物学免疫学教室
⑥研究対象者に生じる負担並びに予測されるリスクおよび利益
既存の試料・情報を利用するのみであり、プライバシーの保護についても十分に配慮されるため、新たに発生する不利益並びに危険性は想定されません。また、対象者個人に対する直接の利益も想定されません。
⑦研究対象者等の求めに応じて、研究対象者が識別される試料・情報の利用又は他の研究機関への提供を停止する旨
この研究では、患者様の診療情報が利用されることに同意できず、拒否されたい場合に、下記と言わせ先にご連絡いただきましたら、いつでもその利用を停止することが可能です。また、利用の停止を受け付けた場合でも、その後の診療において一切の不利益を受けることはありません。
⑧本研究に関する情報公開の方法
この掲示により本研究に関する情報公開といたします。研究結果の公開については学会発表・論文投稿・公共のデータベース登録等を行う予定です。
⑨研究計画書等の閲覧について
他の研究対象者等の個人情報等の保護および本研究の独創性の確保に支障がない範囲内で研究計画書および研究の方法に関する資料を閲覧することができます。閲覧を希望される場合には、下記お問い合わせ先にご連絡いただけますようお願いいたします。
⑩試料・情報の保管および廃棄の方法
(1)試料・情報の保管・廃棄方法
(2)将来の研究のために用いられる可能性又は他の研究機関に提供する可能性 将来、同意取得時には特定できない機関や目的で試料を使用することがあります。これは、便中細菌や物質の解析の方法が日々進化しており、新たな解析方法が見つかる可能性があるからです。認知症以外にも腸内細菌叢に関わる新たな疾患や生理現象が明らかになった場合はその研究に用いる可能性があります。更に有用な知見が得られた場合には、新たな共同研究機関や企業とともに試料の一部を用いて得られたデータや細菌を元に、病気の治療薬、診断薬の研究開発を行う場合があります。以上のように新たな研究機関を追加したり別研究に用いる際には、慶應大学倫理委員会および各機関の倫理委員会の承認の上で行います。追加機関や別研究の内容は、以下問い合わせにご確認いただくか、随時ホームページ(https://radiol.med.kindai.ac.jp/category/info)で公開します。
⑪研究の資金源等、研究機関の研究に係る利益相反および個人の収益等、研究者等の研究に係る利益相反に関する状況
本研究における研究者の利益相反については、各研究機関の利益相反マネジメント委員会等において、公正な研究を行うことができると判断を受けたうえで実施しています。
⑫研究から生じる知的財産権の帰属
本研究の解析結果から特許権が生じる可能性がありますが、その権利は研究共同研究機関・企業などの研究遂行者に帰属し、提供者の方々には属さないことをご理解ください。
⑬問い合わせ先
下記までご連絡ください。なお、この研究に関するすべてのお問い合わせも下記で受け付けます。
[お問い合わせ先]
近畿大学病院放射線診断科 石井 一成
電話:072-366-0221(内線3133)FAX:072-367-1685
2023.03.20 | お知らせ
①研究の対象
2005年1月1日から2021年12月31日の期間において近畿大学病院、大阪国際がんセンター、大阪大学医学部附属病院、にて血管肉腫と診断された方
②研究の目的・方法
目的は血管肉腫の画像所見を後ろ向きに調査し、血管肉腫の画像所見の特徴を探索と、画像所見と予後関連の解析を行います。本研究の意義として以下の2点があります。
③研究に用いる試料・情報の種類
本研究で用いる情報は、匿名化された画像(MRI、CT、PET)とカルテ情報(年齢、性別、組織情報、病歴、生存期間)です。カルテ番号、生年月日、イニシャル、病理検体番号等の個人を特定しうる情報は用いません。
④外部への試料・情報の提供
この匿名化情報の共同研究機関との授受は、パスワードでロックされた記録媒体(CDまたはUSB)の郵送のみでおこないます。データ解析は、共同研究者以外がアクセスできないコンピューターシステム(大阪国際がんセンター画像診断IVR科に設置)でのみ行います。
⑤研究組織
(1)大阪大学国際がんセンター アイソトープ診療科 柏木伸夫
⑥お問い合わせ先
本研究に関するご質問等がありましたら下記の連絡先までお問い合わせ下さい。
ご希望があれば、他の研究対象者の個人情報及び知的財産の保護に支障がない範囲内で、研究計画書及び関連資料を閲覧することが出来ますのでお申出下さい。
また情報が当該研究に用いられることについて患者さんもしくは患者さんの代理人の方にご了承いただけない場合には研究対象としませんので、下記の連絡先までお申出ください。その場合でも患者さんに不利益が生じることはありません。
<照会先および研究への利用を拒否する場合の連絡先>
2022.03.23 | お知らせ
近畿大学病院放射線診断科(以下、当科)では、「脳ドパミントランスポーターシンチグラフィの正常圧水頭症脳における集積特徴の研究」という臨床研究を行っています。そのため、当科でDatシンチグラフィ検査を受けられた患者様の診療情報を使用させていただきますので、以下の内容を確認してください。なお、この研究は、近畿大学医学部倫理委員会(https://www.med.kindai.ac.jp/rinri/index.html)で審査され、承認を受けていることに加え、医学部長による実施の許可も受けて行われます。
①情報の利用目的及び利用方法
この研究では、正常圧水頭症のDaTシンチグラフィ画像の特徴を調べることを通して、正確な診断と治療方針の決定に役立てることを目的としています。そのため、当科でDatシンチグラフィ検査を受けられた患者様のうち、頭部MRI検査または頭部CT検査をした方を対象として、診療情報のみを研究に利用します。利用する情報は、患者様個人が特定されないように匿名化を行い、個人情報に関しては厳重に管理します。なお、それらの情報を他の機関へ提供することはありません。
②利用する情報の項目
・カルテ情報(年齢、性別、診断名、既往歴、臨床病期、治療情報、予後に関する情報)
・各種検査結果(SPECT画像、MRI画像、CT画像)
③利用する者の範囲
本研究に参加する当院の医師等
研究責任者 近畿大学医学部 放射線医学教室 放射線診断学部門 主任教授 石井 一成
研究分担者 近畿大学医学部 放射線医学教室 放射線診断学部門 非常勤医師 宮崎 晃一
近畿大学高度先端総合医療センター PET分子イメージング部 講師 甲斐田 勇人
近畿大学高度先端総合医療センター PET分子イメージング部 技術主任 花岡 宏平
近畿大学高度先端総合医療センター PET分子イメージング部 助手 山田 誉大
④情報の管理について責任を有する者の氏名又は名称
近畿大学医学部 放射線医学教室 放射線診断学部門 主任教授 石井 一成
⑤研究対象者の求めに応じて、研究対象者の情報の利用を停止すること
この研究では、患者様・ご家族様の診療情報が利用されることに同意できず、拒否されたい場合に、下記の方法により、いつでもその利用を停止することが可能です。また、利用の停止を受け付けた場合でも、その後の診療において一切の不利益を受けることはありません。
⑥上記⑤の求めを受け付ける方法
下記までご連絡ください。なお、この研究に関するすべてのお問い合わせも下記で受け付けます。
[お問い合わせ先]
近畿大学病院放射線診断科 石井 一成
電話:072-366-0221(内線3133)FAX:072-367-1685
お知らせ
Information
2024.03.7
MRIにてCADASIL(Cerebral autosomal dominant arteriopathy with subcortical infarcts and leukoencephalopathy)様の所見を呈する視神経脊髄炎スペクトラム障害の疫学調査2024.01.25
MRIを用いた橋内三叉神経路の関与における多発性硬化症と視神経脊髄炎スペクトラム障害の鑑別2023.08.22
近畿大学病院 放射線科で臨床研究「アルツハイマー病の病態を反映する血液バイオマーカーの開発と、その実用化に向けた多施設共同研究による検証」にご参加された患者様・ご家族の皆様へ2023.03.20
血管肉腫の画像所見とその予後関連因子の調査に関する研究2022.03.23
近畿大学病院放射線診断科で脳ドパミントランスポーターシンチグラフィ(Datシンチグラフィ)検査を受けられた患者様・ご家族の皆様へカテゴリ一覧
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